パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

おこもり生活 25日目 Netflix

 遅ればせながら拙宅もNetflix に加入したわ。図書館は閉まっているし、手持ちのDVDも見たし、満を持しての加入よ。

縛りがなく、いつでも退会できるらしいから。

 

アマゾンといいNetflix といいコロナ禍の勝ち組ね。

ほんと、子どもたちにはつくづく便利な時代になったわ。

 

その反面きっと無くしているものもあるはず。ヒマに明かして空想するとか(お気に入りの設定はキノコの国のプリンセス)、コマ割が顔だけの漫画を描いたりだとか、すぐに見つかる隠れんぼだとか、子どもっぽい遊びよね。

 

これで食事もカプセルを飲めば事足りるみたいなことになったら家から一歩も出なくてもよくなるわね。

良いか悪いかはさておき、災害用、パンデミック用に誰か研究してくれないかしら?

 

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早速Netflix のマイリストを作って今まで見逃していた名作を見まくるつもり。

記念すべき第一回視聴作品は『ROMA』、これがNetflix作品だと聞いて、改めて質の高さに驚いたの。当地では2年前に映画館でも公開されていて、見なきゃ見なきゃと思いつつ、日々に忙殺され見ていなかったのよ。

「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が、政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を、若い家政婦の視点から描いたNetflixオリジナルのヒューマンドラマ。キュアロン監督が脚本・撮影も手がけ、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出した。

映画コムより引用

 

いわゆる一つのお手伝いさんもの(そんなジャンルがあるかどうかはさておき)で、お手伝いさんの視点から見える家族の光と影、メキシコの中産階級と貧民の格差、当時のメキシコの社会問題がモノクロの美しい画面で描かれていて、感動した。(©小泉元総理)

特にメキシコシティオアハカは若い時に旅行したところだけに、懐かしさも相まって、また主役のメキシコ人の縄文系の姿かたちに親しみを覚えたりして。

ところでホドロフスキーの映画とか、南米の映画を見ていると、警察もしくは軍隊が行進しているシーンによくお目にかかるわ。時代なのかしら、現代でもそうなのかしら。

 

東京にいたとき、東京家政婦紹介所という看板が気になってしょうがなかった私としては『青いパパイヤの香りとか『小間使いの日記』とか、『ハウスメイド』とか『家政婦は見た!』とかお手伝いさんものは大好きよ。

 

将来、子どもが家を出て、夫と死別とかしたら(勝手に殺してメンゴ)、日本に帰って、住み込みの中居さんなんかどうかしら? 外国人が好き好んでくるようなところだったら外国語が話せる中居さんとして需要があるんじゃないかしら。

 

 

リアリティのダンス(字幕版)

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  • 発売日: 2015/06/03
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