パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

おこもり生活 29日目 『ミリオンダラーベイビー』

外出制限が5月11日まで延びたわよ〜。

もう映画見まくるしかないわね。

しばらくはパリブログではなく、映画ブログに鞍替えしちゃうわ。

今更気付くのが遅いけどNetflix ってアメリカ映画がメインなのね。

見たい映画のマイリストがなかなか増えないわけだわ。

 

クラッシック映画で検索すると80年代って出てくるのよ。babaからしたらつい昨日のことだし、あんなバブル期の映画なんかまったく興味ないのに。

やっぱり私は場末の図書館がお似合いなんだわ。

 

と泣き言を言っても始まらないから、ポジティブに考えて、普段見ないような映画をあえて見るキャンペーン開催中。

出産育児中の期間があったものだから有名な作品でも観ていないものがあるのよ。

 

『シャッターアイランド』ってスコセッシ監督だったのね。

妻が精神的に病んでとか、実は本人がーって言うのが流行ったわよね。

 

ハイ次、『ミリオンダラーベイビー』、イーストウッド爺いい仕事しているじゃない。

以下ネタバレなので要注意。

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どなたかのブログで各登場人物の顔に掛かる影にこれから起こる悲劇が予兆されているという分析があり、なるほどと唸ったわ。

映画文法や分析の授業が一番好きだったけど、自分にはまったくセンスが無いと思い知らされたわよ。

 

既視感があると思ったら、ベティ ブルーのボクシング版じゃないの?

男と女が出会って、盛り上がったと思ったら急に暗い出来事が起こり、体の一部が欠損して最後は、、、、っていう。

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キリスト教では自殺は罪だから当時はミリオンダラーの最後のオチのつけ方が議論になったらしいの。

廃人同様になった人間の尊厳死は古くは『カッコーの巣の上』でも扱われていたわ。

 

他方、如何にもなフランスの恋愛映画からは尊厳死という論議が起こった覚えはないわ。

なんてったって当時地方ではポルノ映画館で上映されてたんだから。

 

 

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カッコーの巣の上で (字幕版)

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