パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

レ・ミゼラブル(ああ無情)観たわ

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今年のカンヌ審査員賞受賞作品、レ・ミゼラブルをやっと観たわ。

バンリュー(パリ郊外)の荒廃した団地の悪ガキVS下品なデカの24時間のお話よ。まちがってもジャン・バルジャン主役のお涙頂戴のカルピス劇場じゃないのよ。おっと、年齢不詳を装う予定だったのに、もう足が出てしまったわ。

 

カルピス劇場って知っている? カルピスがスポンサーの西洋が舞台のアニメ番組よ。

ま、私がパリに住んでいるのも元はといえば幼少時の当番組の西洋への憧憬の刷り込みにあるのよ。現代の若者は海外に憧れないんだってね。おうちでたこ焼きパーティーしてるほうが楽しいんだってさ。

 

それはそうと、この映画、デジャヴだと思ったら、どうもマチュー・カソヴィッツの『憎しみ』にどう考えったってオマージュを捧げているのよ。

始まり方と終わり方が同じで主人公が3人というのも符号が合いすぎだわ。

 

って観たことない人には何言っているかわかんないわね。とにかく、パリでは『アナと雪の女王2』といい勝負をしているぐらい人が入っているのよ。フランスの老若男女の文化度の高さの底力を見せつけられるわ。

と、いうことでおしゃれじゃないパリの日常を綴っていくわよ。

 

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