アニー・ホール再見
ウッディ・アレンの『アニー・ホール』を見たわ。うん十年前に見たからまあわかるでしょうということで、英語のまま見たんだけど、ウッディ・アレンの早口には歯が立たず、でも悔しいから字幕をつけてそのまま英語で鑑賞したわ。
ほぼ50年前の映画なのに、今見ても色褪せないアニーのファッションとか知的な会話とか、お互いに飽きてしまったカップルが赤い電球に変えて挑んでみるだとか、今はもう彼の作品には見れなくなったスノッブ満載で楽しめたわ。
『ミッドナイト イン パリ』なんてお上りさん映画を撮るようになっちゃったんだから、人って変わるものね。
ウッディ、悪いことは言わないからあなたは一生マンハッタンで撮ってなさいよ。
ジェフ ・ゴールドブラムやクリスファー・ウォーケンがチョイ役で出演していて、このお二人はクローネンバーグ の作品でも出演してたから、映画界のインテリ層も皆さん繋がっているってわけね。
アニーを演じたダイアン・キートンの近影を見ても、彼女のセンスは揺るぎなく、体型も保っていて見習いたいところよ。
体型さえ良ければ何を着ても洗練されて見えるのね。
西洋のおしゃれ顔も目が離れているというのが興味深いわ、パッと思いつくだけでも、マリリン・モンロー、ロミー・シュナイダーにジャクリーン・ケネディ、ミランダ・カー。
人相的に目が離れていると女性的、近寄っていると男性的に見えるそうよ。
頭でっかち手足短い系人種、寄り目系としてはシンプルシックでいきましょう。そうしましょうったらそうしましょう。
デッドゾーン、私にとってはSFというより切ない恋物語。大好きな映画よ。