おこもり生活 16日目 ショーケン
ショーケンが亡くなって既に一年。
物心ついたときはモルツのおじさんで、神代辰巳の映画に出ていたとっぽい若者で、特にファンではなかったのに、亡くなった後YouTubeでいろいろ見てたら恋に落ちたわ。
顔が小さくて手足が長くて、今見ても全然古くさくないおしゃれで、歌っている姿も演技している姿もカッコいい、と去年末にドバッと出た彼の主演映画のDVDを自分へのクリスマスプレゼントにと大人買いしたの。
彼はシネフィルだったみたいで、傷だらけの天使たちのオープニングは『最後の晩餐』のマストロヤンニを真似したらしいのね。
太陽にほえろの殉職シーンは『灰とダイヤモンド』らしいのよ。
うーん、ご本人が出ている映画は正直言ってB級なんだけど、もうみているだけで目の保養よ。
太った中年になって低迷した時期を経て、おじいさんになったところでまたかっこよくなっていたのに残念だわ。
『約束』、『雨のアムステルダム』で共演したパリの叔母様、岸恵子との仲は噂だけだったのかしら?