おこもり生活 17日目 ローズマリーの赤ちゃん
フランスのインターネットの月額料金は日本に比べると安いみたい。
拙宅は電話にテレビにwifi はfreeという業者。日本円にして約5千円ぐらいかしら。
ヒマにあかせてチャンネルをいじっていたらパラマウント映画やワーナーブラザーズの映画のプログラムがあって。多分版権の切れたものばかりだから50年以上前のものね。
そこで『ローズマリーの赤ちゃん』を見つけたから見たわ。うん10年ぶりに見たらほぼ覚えてなくって、いろいろ楽しめたわ。
やっぱりというかなんというかポランスキーはキ印よね。
まずミア・ファーローのファッションと髪型。
体型がステキな上に60年代ファッションやマタニティが今見てもオシャレ。
夫役は大監督ジョン・カサベテスよ。へー!
ニューヨークの街並みやジョンとヨーコも住んでいたダコタ・アパートの趣味の良さ。ヨーコは今も住んでるんだっけ?
変な効果音とかいきなり何か出てきて驚かすとかいう小手先のテクニックじゃなくて、ミア・ファーローの顔芸と端役の演技で不安感を煽られる、最後まで妊婦の妄想なのか、現実に起こっている話なのかわからないという、監督の力量も認めないわけにはいかないわ。
志村 後ろ後ろ〜
ただ東洋人だからデーモンだのデビルだの言われても怖くないしクスッとなってしまい、B級映画のように見てしまう自分がいるの。
全編に流れる悲しい子守唄のようなメロディが好きで、CDは今も実家の押入れに入っているわ。帰るたびに引っ張り出して聴くぐらい好きよ。
ご存知のようにその後のシャロン・テート事件を誘発したような作品だわ。
オカルト映画ではこれとオーメンとサスペリアとキャリーがマイベスト。
最近だとブラックスワンも好みよ。