パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

日仏働き方改革

交通ストは収束したものの、相変わらずフランス全土で大小のスト続行中。

日本では自殺者が出るぐらい、定年後の再就職がもてはやされるぐらいの仕事ぶりで、当地は労働は罪、52歳で定年させろ、なんて政府を相手に訴えている。


そんな中、セクシーな小泉環境相が産休を取る話はなんと当地でも話題になってて、すでに総理大臣レースから外れたとかなんとか。


うんうん、どちらも相変わらず極端ね。二国を足して二で割った国があれば理想郷よね。昔から中庸、ハッピーミドルが一番難しいとされていることなのよ。

陰と陽、北と南、どちらに引っ張りすぎても、引っ張られすぎても均衡が崩れ、問題が起きるって、お釈迦さまも美輪様も説いてるわ。

 

小林多喜二の『蟹工船』とかフランス語に訳されているみたいだけど。そういえばフランスに純粋なプロレタリア文学ってあるのかしら。

自然主義文学ってのは単に貧乏に甘んじているだけって感じで違う気がするし、死ぬまで働くって、大きな声では言えないけれど実は私にも理解不可能だわ。

 

日本語の過労死がそのまま『KAROSHI』で通じるということはフランス語に相対する訳が無いわけだから、概念も無いわけよね。


そんなわけで私も本業はボチボチやって、役に立たないブログ書いてストレス解消してる訳。

f:id:weekenderparis:20200120015524p:plain

ロシアアヴァンギャルド

多喜二の母がモデルの小説で、涙なしには読めないの。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ お名前.com