パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

パリで中国式マッサージ

年金改革反対による長引く交通ストで余儀なく自転車通勤させられている私。

当地では自転車を歩道ではなく車道で運転しなきゃいけないの。

昨今は安全のために自転車用に線を引いてあったり、バス専用の道路と兼用になったりしているわ。

でもルールを守らない輩はいるわけで、バイクや車が入ってくる、と危ないったらありゃしない。


そんなこんなで疲労とストレスが溜まったのでマッサージを受けに行ったわ。もう何回もお世話になっている真面目なマッサージセンター。

おしゃれな空間でアロマを嗅ぎながらソフトなマッサージをお好みな方はここから先は読まなくて良いわよ。


肩甲骨をグリグリ、腰をゴリゴリ、ふくらはぎをギリギリされてもそれをよしとする方だけついてきてちょうだい。


予約して入店したら社交辞令は一切無し。ベルトコンベアーに乗ったケーキ台みたいにあれよあれよとKIMONO を渡されシャビーなトイレ兼用更衣室で着替えさせられ「ça va Madame」しか言わない中国人のムッシュに引き渡されるの。

ジェスチャーでメガネを取れとかうつ伏せに寝ろとか指示されて、一時間めくるめく様な中国式ツボ押しマッサージの始まりよ。


まずは肩甲骨、背中、腰、腕をゴリゴリ指圧でマッサージ、お次はハッカ系の精油(ラベンダーとかティーツリーとかのアロマって感じでは絶対ないわ)を塗られて手のひらマッサージ。

次に仰向けにされ頭、顔、肩をグリグリ、腕をグルグル、最後にトントンマッサージで仕上げって感じかしら。


女性もいるけどやっぱり力の強い男性の方がおススメ。個室じゃなく、広い空間に寝台が仕切りと共に4台並んでいるから、貞操の恐怖は無いわよ。

中国4千年の歴史のおかげで少し回復したわ。定年までうん十年、政府に期待なんかしないで頑張りましょう。


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