パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

今日何食べる?

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唐突になんだけど、フランスで突撃隣の晩御飯やってもつまんないと思うわ。
貧富にかかわらず、毎晩、芋、ハム、ピザ、スパゲティ、ピカールの冷凍食品を順繰りに食べているんじゃないかしら?
栄養は学食や社食でとっているからいい、って言うエクスキューズ何回聞いたかしら。
キッチンが汚れるから料理したくないってのもあって、もう意味が分からないわ。
 
ハイパマーケットのカルフール、日本に進出したものの、5年でしっぽ巻いて退散したのは、日本の食の多様性に対応できなかったからだそうよ。
あり得る話だわ。外で家庭で世界各国の料理を食べている国なんて日本しかありえないわよ。
お菓子にしろ、生鮮食品にしろ、流行があったり、種類が豊富な日本に比べて、こちらは十年一日変わり映えしないラインナップ。
 
子どもは人のうちや林間学校から帰ってくると、確実に痩せているのよ。
私は食に関してはこまめだから、手を変え品を変え、作ってあげてるもの、そういう時だけ親のありがたみがわかるみたい。
 
デザートもプリン、ティラミス、チョコレートケーキならお手製の方がよっぽどおいしく出来てるわ。
それで今日何を食べるかっていうと、梅宮辰夫のレシピ、鶏と豚のフィリピン風煮込みでも作ろうかしら?
 
 
 
 

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