パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

アカデミー賞

ポン・ジュノ監督の『パラサイト』、オスカー4冠、納得だわ。できればお父さん役にも賞をあげて欲しかったぐらいよ。

英語以外の言語で初受賞とかそういう枠組みでは無く、良いものは良いということよね。

ブラックコメディとか社会風刺とか一言では言い表せない、想像を大きく超えていく一級娯楽作品ということでしょ。

前半のコメディから後半のトラジェディへ、色んなジャンルで楽しませてもらったわ。

 

受賞のスピーチで The Texas chainsaw  massacre 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 (字幕版)をパロっていて、なるほど生理に訴えてくる映画を色々研究したんだなと感心したわ。あの映画もある意味家族の物語だったから。

まさかあのお爺さんが!とか。

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『ジョーカー』はホアキン・フェニックスの怪演以外は、アメコミの背景は知らなくてもタクシードライバーみたいないつかどこかで見たような作品だったし。

確信犯でデニーロが司会者役をしていたのかしら?

それにつけてもホアキンの英アカデミー賞でのコメントは立派だったわ。

 

先週末は病気でじっとしてたから『ジョジョ・ラビット』は見ていないわ。今週末、『ジュディ 虹の彼方に』と共に観に行くつもりよ。

家でじっとしている間、黒澤監督の天国と地獄をDVDで再見してたんだけど、これもたまたま資本主義批判めいた話だったわね。

 

外国作品の候補として『レミゼラブル』に出演していたこどもたちが意気揚々とハリウッドに行く様子をニュースで見た後だけに、無冠はかわいそうと思ったけど、賞を獲るほどでもなかったというのが妥当でしょう。

 

 今月末は仏アカデミー賞セザール賞のセレモニーがあるわよ。

 

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