パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

白菜

奥様、白菜が千円ですってよ。

マリー・アントワネットだったら「白菜が高ければキャベツを食べれば良いじゃ無い」って言うかしら。

鍋にキャベツを入れても美味しく無いし、トンカツの横に白菜の千切りが添えられても困るのよね。

 

当地では野菜やフルーツが安いので有難いわ。マルシェでこんもり買っても千円いかない時は、「計算間違いかしら?このままトンズラしても良いかしら?」って思うほどよ。

高いのは輸入品のアボガドとかキウイぐらいかしら。

さすが農業大国、飢えることだけは無いでしょうという安心感があるのよね。

 

子どもが幼い頃は農場に直接買いに行ったりして。芋掘り遠足の気分で来る家族とマジで野菜の仕入れに来ている家族とビミョーな階級差がそこでも見れたり。

 

日本が農作物を輸入に頼っていると言うのはどこまで本当なのかしら。

江戸時代まで自給自足してたわけでしょ。

何がいけなかったの? 黒船来航? 農地改革? 日本列島改造論? 給食のパン?

 

とにかく日本の皆さん、今は白菜は我慢よ。

 

当地販売のドイツ産白菜はキロ3.76ユーロ也。

f:id:weekenderparis:20200215014656j:plain

プライバシーポリシー お問い合わせ お名前.com