パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

仏政界 セックス スキャンダル

久々に芸能週刊誌パリマッチを買ったわ。

マクロン内閣のスポークスマン、ベンジャマン・グリヴォー氏の卑猥な映像がフェイスブックやツイッターを駆け巡って、先週政界は大騒ぎだったのよ。

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主な登場人物はパリ市長に立候補中のグリヴォー氏に、ロシアからの亡命者でアナーキストで前衛アーチストのピョートル・パブレンスキーとその彼女アレクサンドラ・ド・タデオ(表紙の二人)。

 

パブレンスキーはプッシーライオットという女性のパンク集団がプーチンにたてついて捕まった時、自分の唇を縫い合わせて抗議したり、赤の広場で陰嚢を釘で打ち付けたり、肩に有刺鉄線を通したり、耳を削いだりといったクレージーガイというか電波系の活動家

 

一方、5ヶ国語を話し、ソルボンヌでコミュニケーション学や国際法を学ぶ修士課程の万年学生アレクサンドラさん29歳。

政治オタクでいわゆる1つのロシア専だそうよ。

 

グリヴォー氏のインスタグラムを通して彼にコンタクト、エロティックなチャットを楽しんでいたらしいわ。

メッセンジャーで自分のバストの写真なんかを送って、お返しに来た自慰動画を保存していて、遊ばれ捨てられた腹いせに、現在の彼氏パブレンスキーと組んでエロ動画を流出させたらしい、というのが建前だけど、プーチンがまた介入しているんじゃないかという憶測もあり。

 

極右や黄色いベストの弁護士が二人の相談相手だったらしいからあり得ない話でもないのかしら。

またこの若い弁護士ジュアン・ブランコ氏の経歴がマクロンに劣らず華々しいことこの上なくて。なぜあちら側の世界に行っちゃったのか。

 

被害者のグリヴォー氏、国会演説なんか見てても、人を小馬鹿にしたような尊大な態度だし、敵は内外に多そう。パリ市の市長候補といっても、二人の女性候補に阻まれてほぼ負け戦のところ、プーチンなんかが相手にするには小物過ぎてよ。

 

加害者側は同時に他の政治家やウィキリークス元編集長のジュリアン・アサンジにもアプローチしていたみたいだけど、真の目的は?

トロイの木馬か痴話喧嘩か、真相は闇の中ってな訳で。

 

 

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