パリ ああ無情

おしゃれじゃないパリの日常

AIに奪われる職業

何一介のマダムごときが語ってんの?と思われてもいいわ。

自分は逃げ切れるかもしれない、と思っていてもこどもの将来を考えると、一介のマダムなりに考察したくなるのよ。

【代替可能性の高い職種】
一般・経理事務員、受付係、クリーニング取次店員、建設作業員、自動車組立工、自動車塗装工、スーパー店員、タクシー運転者、宅配便配達員、電車運転士、路線バス運転者、通関

 

【代替可能性が低い職種】
アートディレクター、インテリアコーディネーター、フラワーデザイナー、メイクアップアーティスト、映画監督、クラシック演奏家、ゲームクリエーター、テレビタレント、はり師・きゅう師、美容師、保育士、マンガ家、ミュージシャン、経営コンサルタント、産業カウンセラー、中小企業診断士

 

まずは家の中を見渡してみて、拙宅はまだお掃除ロボットは導入していないわ。猫みたいに動くものにすごく反応するお犬様がいるからね。お掃除はまめにしている方だし、ダイソンのアニマル仕様で十分きれいになるわ。

 

食器洗浄機はこれなしでは考えられない。夫婦喧嘩の種も一つ減ったというもの。

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近代化に後れを取るフランスでも、まずは10年ぐらい前に郵便局の窓口がマシンになり、近頃は大型スパー以外はレジの半分はマシンになっているわよ。マシン5台につき、見張り兼サポートスタッフが一人いる感じかしら。

IKEAは台に乗せると重さから察知される商品が画面に出てくるので選ぶだけだし。

中国やアメリカではかごに入れるだけで清算されてレジを通らず買い物を終わらせることができるらしいじゃない。当地で中国人観光客はほぼ携帯で決済しているようよ。

 

翻って職場、いまどき中間管理職の役割ってなんなのか考えさせられるわ。メールやイントラネットで経営者のメッセージなど全員に告知ができるし、反対に平から社長に物申すこともできる。

上と下の情報を握って、情報操作することが不可能になったから、まったく神通力がなくなって存在感がうすうすなのよね。経費削減って言葉が中間管理職から出るたびに、どの口で言うのよ、って思っているのは私だけじゃないはず。

 

それでAI時代に生き残る職業といわれるのがきつい、汚い、危険な3Kの職種らしいのね。要するに介護とからしいんだけど。それも日本では外国人にとって代わられているんでしょ。国は誰にでもできる職業とみなして給料を上げないんでしょうけど、それは失礼というものよ。

人間には色々いて難しい免状を持っていても介護の仕事はできない、という人間だって多いはず。

 

こういう話題になるとディストピアばかり語られがちだけど、近い将来全部ロボットが仕事を担ってくれて、税金も払ってくれれば人間は好きなことだけをしていられるというユートピアのほうを信じたいわね。

ということで今日も学校見学に行ってくるわよ。

 

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